あけましておめでとうございます。
フィギャーノート普及のための法人を設立して11年目になります。
それ以前、音楽療法・音楽講師として、乳幼児、小中学生、青年、高齢者、言語分野のリハビリ等でフィギャーノート評価活動をしていた時期も含めたらフィギャーノートを使って17年になりました。
それまでは、楽器演奏をちゃんとできるようになりたいなら五線譜が読めないと困る、だから少しずつでも読めるように、と考えて指導していました。でも読譜力は個人差が大きく、音楽を愛する心や知性や身体が置き去りになって本末転倒?と感じることもありました。
そんな生徒さんや音楽療法でフィギャーノートを使うと、本当に今までがウソのようにみんなすらすら演奏できてしまいました。驚いたのは私だけでなく、演奏したご本人も、ご家族も、みんな驚きました。そして笑顔になりました。
わーもういっかいやってみよう!もっとやりたい!もっとできるかも!
嬉しい気持ちはどんどんふくらみ、音楽への関心も深まって、音楽活動は豊かで心底楽しい活動になっていきました。
最初は一人で喜んでいたのが、一緒にいる人と分かち合うようになり、他の人とも自信を持って楽しめるようになり、さらには交流イベントやステージ演奏へと、外にも開かれていきました。
これこそ音楽の価値なのではないか。
フィギャーノートをたくさんの人が使えたら音楽はもっと豊かで自由に力を発揮できるものになるのではないかと更なる可能性に期待するようになり、気づいたら法人を立てて代表になっていました(汗)。
昨年、はぴみゅーずでは、フィギャーノートの開発に携わり今も国内外で活躍されているマルック・カイッコネン先生の直接指導を受けることができました。
フィギャーノートはフィンランドで発明され、20カ国以上で使われています。
マルック先生は「フィギャーノートは決して従来の楽譜(五線譜など)を否定するものではない。ただ従来の楽譜ではうまく学習ができない場合にフィギャーノートが有益な時があるだろう。従来の楽譜が読めるようになったらいつでも移行できるし、新たな楽器を始める時はまたフィギャーノートを使ってもいい。私たちにとって大切なのは、音楽の扉を開いてあげること。そのためにフィギャーノートが役に立つことがあると思う」とおっしゃっていました。
最近の調査で、ベテランの音楽教育者ほど、フィギャーノートのような新しいツール、支援ツールを使うことに不寛容だったという報告もありますが、日本でもフィギャーノートがそれぞれのニーズと目的に沿って、もっと柔軟に使っていただけるようになるとよいのではないでしょうか。
法人のスタッフもそれぞれ日常は音楽講師などをしながらの普及活動なので、十分な情報提供やサービスができていませんが、思いを同じくする仲間に支えられて11年目を迎えられたことに感謝しています。
この輪が一層広がることを祈念しております。本年もよろしくお願いいたします。
代表理事 松田真奈美
利用者の声は こちら
推薦のことば 言語聴覚士、中川信子先生(子どもの発達支援を考えるSTの会代表)と沖村可奈子先生(NPO法人発達サポートネットバオバブの樹)のメッセージは こちら
ロングインタビューは こちら