息子を通して試行錯誤してくださった先生も涙

いまや必要不可欠なものに


・演奏するためには、1リズムが読める 2階名が読める 3指使いが分かる(鍵盤楽器なら音の位置が分かる) の3つの段階を踏んで、その上でスムーズに演奏できるように練習を行いますが、 音楽が苦手な子は、1の段階から苦手意識を持っていて、器楽合奏などでは、その時点で選べる楽器がせばま ってしまうというのが、課題でした。フィギャーノートを活用すると、どの子も色んな楽器やパートにチャレンジ できるというメリットがあります。

・器楽合奏をしたり、リコーダーの実技をする時に、必要に応じてフィギャーノートが必要な子は活用させるとい う風にすることで、個別最適化を図り、限られた時間の中で様々な演奏体験をさせることができました。

〇五線譜を読むのが能力的に厳しい子(LD 等…)も他の子と同じように演奏に参加できる。

〇自分の練習したいタイミングで自分のペースで練習ができる。(自閉傾向のある子等も安心して練習できる)

〇どうしていいか分からなくて、ぼーっとする時間が無くなる。

〇タブレットとの相性が良い(フィギャーノートの楽譜+音源をつけた動画を作成し児童に配信。各自自主練習をすることができる。)

〇読譜の時間が省ける分、短い期間で器楽合奏などを仕上げることができる。(子ども達が自分で進められるので質問が減り、教師にゆとりができ、支援が必要な子に対応しやすくなる。)

○特に音楽の知識や技能、経験差が顕著になってくる、小学 5 年生くらいからは、フィギャーノートの活用があっても良いと思う。

○日本語が通じない外国の子も、フィギャーノートを使ったら、一緒に演奏できた(これは何度も実践済み。外国ではリコーダーは無いので、指使いが全く分からない。階名もドレミじゃなくて CDE・・・だったりするので、 そういう場合でも、問題なく使用できる)

●五線譜の読譜は音楽の基礎だと思うので、そこをしっかりとやった上で、フィギャーノートを活用する場面 (子)、あえて使わない場面(子)、と教師が判断することが必要。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」
 ↑この塩梅をいつも頭に巡らせながら、児童一人一人の課題に合わせてフィギャーノートを活用するようにしています。

●使用する上での制限が多いので、学校に 1 人ライセンス保持者(*1)がいたら、その学校はフィギャーノートの使用を許可する、だったら有難い(担任は忙しくて音楽の授業は後回しになるので、音楽専科が研修を受け、学校 の先生方に啓蒙していく感じで…)
~フィギャーノートが世に知れ渡って、必要な子ども達の所に届くよう切に願っています~

初回のレッスンではフィギャーノートではなく、従来通りの導入レッスン(右左、数字、リズム、ひげじいさんの曲など)を3回したのですが、生徒さんの目線の先、気が散る矛先はメトロノームやピアノの中の構造、イスの昇降、ペダル、音の響きなどで、集中できません。お母様は「この子は検査はしていないけどたぶん発達障害なんです、おかしいんです」と繰り返しおっしゃいます。「なんでも試してください」とおっしゃるので、4回目は45分間フィギャーノートを使ったところ、じっと座って落ち着いた様子で弾いていました。

私は導入からフィギャーノートでレッスンをする生徒さんは今回が初めてです。フィギャーノートを見せて「この曲やってみない?」と提示して数回弾いたり、私が伴奏部分を単音で入れて数回弾くと、だんだん曲になってきてお母様も喜んでいます。曲を弾く以外にリズム打ちなど何か取り入れた方がいいものか、集中しているので次々と提案する曲を弾き続けていてもいいものか、、、やることを切り替えると興味がなくなるような気がしてしまい、とりあえずフィギャーノートを使った初レッスンでは知っている曲を数曲弾いて終わりました。

その後…

フィギャーノートで4回のレッスン。
「まんなかど~そ」のなかで全音符・2分音符・4分音符をあまり複雑にならないようにかんたんな指練習のようにフィギャーノートで譜面を作りました。
1234-123(うん)と言いながら弾いています。慣れるまでその練習は右手だけでと思っていたのですが、「四角赤」と「丸赤」は高さは違うけど同じと認識しているようで、1回目は右手、2回目にはすぐに両手で挑戦しようとします。お母さま曰く、「おうちでは弾いていないんです」、と教室でどんどん弾けてしまうのが不思議なようです。ママの聴いていない時に弾いているのかな?と思うくらいです。
指練習は飽きてしまうようなら時々にしようかと思っていましたが、3週連続で最初の5分~10分弱していますが飽きることなく、手の形を少しずつ整えるようにしても嫌がることなく、徐々に普通の手の置き方になってきました。
童謡を弾くとき、黒鍵はなぜか親指で弾いてしまうことがほとんどでしたが、親指でも大丈夫だけど、その曲に合わせて「お姉さん指とか赤ちゃん指で弾くとカッコいいよ!」と伝えると、2回くらいは間違えても言ったことを覚えていて自分から弾きなおします。

フィギャーノートの色の認識は私よりも早くドレミと色の結びつきが早いです・・・(^-^;

今週のレッスンで、初めてクリスマスの曲を見せたら、右手はすぐに弾けてしまい、こちらも両手で弾きたがったため「最初の音だけ両手で弾いてみよう!」と言ったらその自分で出した音の響きがきれいだった様子で、次の音も次の音も・・・やっているうちにあっという間に45分経ってしまいました。

他にも、私が通常レッスン導入で使っているバスティンオールインワンのテキストの短い曲に色鉛筆で上書きし、「こんな感じの楽譜で弾けるかな?」と3ページほど試したところ難なくクリア・・・

バスティンの導入テキストには「Cど」「Dれ」と書き込みが元々あるせいもありますが、鍵盤の位置も混乱せず弾いていました。時々試してみてもっとバスティンのテキストで進めたいようならそれを使おうかと検討中です。挿絵が可愛いのも好きなようです。

そのまま五線譜にも繋げられた良いのですが、そこは無理なくご提案したいと思います。

通常のレッスンでバスティンのテキストだけでレッスン開始するより、どのお子さんもフィギャーを使って導入した方が良さそうな手応えです。

長文になってしまいましたが、年中男児くんのフィギャーノートで4回レッスンしてみた感想です。