一般社団法人フィギャーノート普及会HappyMuse
2022年度(R.4度)第8期 事業報告
(2022年8月1日〜2023年7月31日)
- 会員数
有効会員数 個人会員189名 学校登録5校 45名
- 総会及び理事会、定例会議の開催
・定時総会 9月に実施した。
・理事会 3ヶ月に1回、計4回実施した。
・定例会 研修及び楽譜の部門リーダー、普及メンバー、事業関係者が参加し、9月を除き毎月一回、計11回開催した。
- 運営
・一般向け楽譜販売の終了に伴い、武蔵府中税務署に、収益事業廃止届を提出した。
・個人会員向けニュースレターを19回発行した。
・4月に全会員から2023年度年会費を徴収した。
・4月から学校利用制度の運用を開始した。
- 研修事業
・個人会員でフィギャーノートを指導に使う指導者を対象に、ベーシックインストラクター研修会を、合計11回実施した。
・学校利用登録校の指導者を対象に、フィギャーノート利用研修を4回実施した。
・会員を対象に、作譜研修会を3回実施した。作譜フォームの改良を行い、必要な会員に頒布した。
・認定インストラクター対象に、事例研究会を、計3回実施した。フィンランドでの指導、国内の個人ピアノ教室・支援学校での活用を扱った。
・会員を対象に交流会を、埼玉県、東京都、神奈川県、福岡県で開催した。
- 制作頒布事業
・導入教材「はじめのいっぽ」、音符マグネット、リズムつみき、リズムつみき五線譜マッチングツールを開発制作し、希望する会員への頒布を開始した。
・学校利用制度の運用開始にあたり、フィギャーノートエレメンタリーシリーズ「小学生の音楽」「音楽のおくりもの」に音名入り楽譜を追加した。対応する鍵盤ハーモニカ音域の音名入り楽器用シールも制作して登録校に頒布した。
・会員向けに、フィギャーノート楽譜・グッズ・研修チケットなど全613点を、ネットショップ作成サービスBASEを使って一覧掲示し、必要に応じて入手できるよう運営した。
・NexTone社と配信利用契約を締結し、同社が管理する楽曲のフィギャーノート楽譜を会員用に制作し、頒布を開始した。
- 支部機能
・対面活動を再開し、埼玉県、東京都、福岡県で、一般向けの公開体験会、会員研修会、交流会を実施した。
- 広報活動
・2月、東京都教育庁を通じて、都立特別支援学校全58校にフィギャーノートの資料を配布した。
・ラジオ(コマラジ)に3回出演して、フィギャーノートを紹介した。アーカイブは狛江市市民活動支援センターホームページで常時視聴可能。
・狛江市市民活動支援センターから推薦があり、同、広報誌こまえくぼ3月号に、はぴみゅーずの特集記事が掲載された。
・非会員、一般向けフィギャーノート体験会を、東京、埼玉、神奈川、福岡にて計9回開催した。
・フィギャーノート研究会のポップスバンドが地域イベント「イベント西河原」に出演して演奏を披露した。
・世田谷区障碍児親の会、サポートセンターりんくのみなさんをミニライブに招待し、体験を交えた交流会を行なった。
・一般の方がだれでもフィギャーノートのサンプルを入手できるよう、サンプル用パックを販売管理した。
・ホームページ、Facebook、Instagramで情報発信した。
- 研究活動
・フィギャーノート研究会として、アンサンブルグループポップコーンを、通年月2回ペースで運営した。
・文科省科学研究費事業「五線譜に代わる選択肢「フィギャーノート」の音楽科への導入可能性に関する研究」に、フィギャーノートに関する資料提供を行った。
・会員の実態とニーズの把握、あすなろ福祉会への活動報告のため、全会員を対象にフィギャーノート利用調査を実施した。
・NPO法人発達サポートネットバオバブの樹主催、支援者向け啓発研修会、「『発達性ディスレクシアのこどもたちの学ぶ権利を守るために』(応用編)他の特性も理解して対応することの大事さを知ろう」に参加したほか、支援現場の見学や、交流を図った。
・かねてより学校授業でのフィギャーノート利用を要望していた児童生徒の声を受け、「授業でのフィギャーノート楽譜無償利用」について、日本音楽著作権協会、教科書著作権協会、栄枝総合法律事務所等を通じて著作権問題の調査を行い、助言を得た。
以上
理事・監事名簿
任期 2023年8月1日〜2025年7月31日
代表理事 松田 真奈美
理事 片桐 典子
理事 尾崎 淳
監事 佐藤 信二